2010年3月28日日曜日

夢に、ヤマハFZ250PHAZERのエキゾーストノートが!

久しぶりに夢を見た。
夢だから訳のわからない内容なんだが、
今回のは音声付だった。
その音とは・・・ヤマハFZ250PHAZER(フェーザー)のエキゾーストノート(エンジン音)だった。
なぜ??

私が乗っているバイクは2ストロークのヤマハTZR250だ。
その前に乗っていたのもやっぱり2ストロークのヤマハRZ250R(これは故障だらけだったので、
4か月で先輩に譲った)。
だから、4ストロークのFZには乗ったことが無い。
何故夢に・・・。

私が中型二輪免許を取ったのは20歳のときだ。
その当時、ヤマハの4ストローク250ccの主流はFZではなくて、
FZR250に変わっていた。
既にFZ250フェーザーに乗っている人も少なくなっていたが、
ヤマハ4ストロークエンジンの開発コンセプトである「GENESIS思想」の源流のバイクとして
一応確固たる地位にあった(はず)。
FZは車体が小柄でスリムな割りにはフレームがスチールだったこともあって
小柄な割には車体がやや重かった。
ちょっと前衛的なタンク一体型ビキニカウルが外観の特徴だったな。
でも、何と言っても有名だったのはエンジン音だ。
高回転域での「キュイーン」という独特のエキゾーストノートはジェット機のエンジン音と似ていたために「ジェットサウンド」と称された。

GENESIS思想は給排気効率を高めてエンジン出力を向上させるというもので、
今では各メーカーで当たり前になっているようなこと。
それを最初に成し遂げたのがFZだ。
FZはエンジンシリンダ(FZはパラレル4気筒)を45度前傾という
かなり前に倒した形をしていた。
エアクリーナーからダウンドラフトのキャブを通ってエンジン→排気ポートと一直線になっている。
このエンジンからしぼり出されるエンジン音がジェットエンジンのような
どこまでも加速していくような伸びのあるイイ音だった(バイクが嫌いな人には騒音以外の何物でも無いが)。
そういったわけでFZのエンジン音は他のインライン4のエンジン音と一線を画していた。
それが
なぜか夢の中で響いたのだ。

最近バイクに乗っていないからだろうか??
かつて、RZのエンジン音が夢の中で聞こえたことがあるが、
その当時乗っていたのはRZで、
エンジンの掛かりが非常に悪くて困っていたので
このときは夢をみた理由が納得できた。
しかし、FZは乗ったことがないからなあ。
もう一度、あのエンジン音を聞いてみたいのだろうか?
チラッとしか聞いたことが無いから
多分エンジン音を美化してしまっているのだろうけれど。
夢を見てしまったので、
またフェーザーのエンジン音が聞きたくなってしまったな。