2010年9月7日火曜日

リベンジ!作手

少し前のことだが、また作手ツーリングに行って来た。
前回は雨にたたられて途中で引き返したので、
今回はある意味リベンジ。

今回も前回と同じルートを通って作手に向かう。
作手へのルートの中で、
以前より安城市内の車の通行量が増えたのでとても疲れる。
道路工事をやっている影響かもしれない。
岡崎で国道1号線を横断すると交通量がグッと減る。
ここからが快適な道だ。
前回と同様に茅原沢から作手街道に入り、
桜形~水別は県道35号線を通る。
地図を見ると県道35号線は「主要地方道」となっているが、
狭くて車がすれ違えない場所がたくさんあるのに「主要」?と思ってしまう。
でも、徐々に拡幅工事がなされていて、
以前のような林道の雰囲気が無くなってしまうのかと思うと少し寂しい気もする。
走っていくと徐々に標高が上がるので、
気圧の変わり目で耳がポーっとなる。
コーナーがキツイ狭い道が続くから低いギヤで低速で走る。
そのため、標高が上がるにつれて気温が低くなっていくのに水温計は上がりっぱなし。
作手に入り、取りあえず本宮山スカイラインを目指す。

本宮山は標高789mで、作手の町より300m近く高い。
だから、岡崎~作手の温度差も結構あったが更に涼しい。
作手の町では晴れていたのに山頂付近は曇っていた。
この道は以前は有料だったが、 いつの間にか無料になっていた。
私が作手のキャンプ場でバイトしていた頃はまだモータースポーツが隆盛を極めていた時代で、
この道を何故かレーサーのTZ50(一般公道を走れないナンバーの無いバイク)が走っているのを目撃したことがあった(白バイがいることを目撃したこともあった)。
ただ、街から随分と離れた場所にあるドライブウェイなので道はかなり空いている。
そこが三ヶ根山とか三河湾スカイラインとは違うところか。
今回10年ぶりくらいに走ってみて昔のイメージとダブらせてみる。
私は随分と歳を取ったが景色は意外と変わらない。
ま、ちっぽけな人間と大自然を比べたらいけないのだろう。
本宮山スカイラインは結婚前に奥さんとも来たことがある。
奥さんはそのときはGSX-R250なんていうのに乗っていたな。
で、一緒に写真を撮った場所に行ってみると・・・石碑が無い!
以前、当時愛知県知事だった桑原幹根氏が書いた本宮山スカイラインの文字が書いてある石碑があったのだが、
いつの間にか撤去されていた。
無料化になってからだろうか。
おそらく、石碑のあった場所が砥鹿神社奥宮の土地だからだろう。
よく見たらトイレも撤去されていた。
山頂付近の駐車場は今では「砥鹿神社の駐車場」となっていて15時半で閉鎖するとか・・・。
また、山頂にあった展望施設も閉鎖されていた。
残念。

本宮山を下り、作手の中心部に向かう。
その前に、かつて走り屋が多数押し寄せていたと言われる国道301号の新城寄りの道を確認。
深夜の時間帯(22時~6時)にUターン禁止だと書いてある道路標識が多数新設されているから
相変わらず走り屋が来ているのだろう。
この道は斜度もRもキツイから危険なのに。
困ったものだ。
この道は国道だけどヘアピンカーブの連続の道で、
以前はカーブに入る手前にカーブの形状やR(半径)、斜度などが書いてある看板が設置してあった。
某走り屋の友人はそれを見て、
「こんな看板を立てるから余計に燃えるんだてー!」と言っていたが・・・。
そんな奴も今はロンドンにいる。元気にしているかな?
その看板を見てから20年・・・ 果たして、1つだけまだ残っていた。
かなり色あせているが、 走り屋が見たら燃えそうな看板だ。
ただ、一般の人には理解できない境地だ(私も走り屋ではないから・・・)。


 作手の中心部(高里)に戻ってきたら、
いつも行っていた喫茶店が閉鎖されているのを見つけた。
昔は気の利いた店はココくらいだったんだが・・・。
諸行無常だ。

 道の駅で休憩したあと、
バイトしていた地区へと向かう。
まだバイト先のキャンプ場は健在だった。
キャンプ場へは入らず、そのまま三河湖方面へ向かう。
ここも林道のような狭い道で薄暗い。
三河湖はダム湖だ。
景色がよいのでちょっと写真を撮ってみる。
その後少しバイクを走らせると飲食店などが何軒道沿いに現れる。
その中で、店先の駐車場に檻を置いていて、中で猪を飼っている店があった。
近づいてみると、犬のように人懐っこくこちらへ寄ってきた。
とてもかわいらしいが、
この猪は多分猪鍋にされてしまうのだろうと思うとせつない。  
 そうこうしているうちに、時間が無くなって来た。
早く帰らねば。
時間が遅くなると山道は薄暗くて危険な上に、
街へ出たら通勤者の帰宅時間帯と重なって道路が混むからだ。
結構時間を取ったつもりだったが、
いろんなとこへ寄り道していたので鳴沢の滝へは行けなかった。
また次回だな。