2008年10月11日土曜日

TZRがようやく修理完了!




夏に不調となった我が愛するTZR(1KT)の修理が完了した。 1986年式でかなり古いマシンだから、いろんなところが故障するのはやむをえない。 が、今回の修理期間は長かったな~。
今回のトラブルはエンジンが掛からない、 またはかかってもすぐ止まってしまうという症状だった。 原因はクランク室とチャンバーにガソリンが溜まっていたことや、 キャブにサビが詰まっていたことなどだった。 クランク室に入ってしまったガソリンを抜くのは大変だ。 ある方に聞いたところ、エンジンを外して排気ポート側を下にして置いておけば抜ける、 とのこと。 しかし、私が修理に出した店のメカニックが取った行動は、 ブレーキフルードを抜くポンプでガソリンを吸いだすというもの。 TZRはクランク室リードバルブ方式なので、 キャブを外してリードバルブを取り去るとクランク室内部が見えるのだ。 だから、そこから一生懸命抜いてくれたらしい。 多分多少は残るけど、まあいいかな。
あとは、キャブのオーバーホール、 リードバルブとインテークマニホールドを交換、という感じであった。 サビの発生源はタンクの内側らしく、 タンクを変えるかタンクの内側をコーティングするかどちらかをいずれやらねばならないとのことだった。 2ストなのでメインジェットが割りと大き目でサビも詰まりにくいとは思うけど、 いずれやらねばならない。 それと、エンジンの圧縮がイマイチらしい(規定圧縮の最低ライン)。 以前シリンダーをボウリングしてワンサイズオーバーにしてから1万キロ少々走っているが、 それくらいで圧縮抜けが出てくるとは思えない。 クランク室のシールが駄目になってきたか?? はぁ~。
メカニックの彼は地元の祭で同じ組の若い衆なのでよく知っている間柄、 「勉強になるから修理に出して欲しい」って。 まあ、今回も工賃をかなりサービスしてくれたし、 調子をみて修理に出す時期を考えようかな。
メカニックの彼は初期型RZに乗っているのだが、 試乗で私のTZRに何度も乗り、「6000回転からものスゴイっすね」と言っていた。 そりゃ2ストだからパワーバンドに入っているときはかなり引っ張られるよな~。 ようやく戻ってきたTZR、行きたいところはいろいろあるけど、 まずは各地の祭見物、かな?